ネットワークカメラのsimカード選びのポイント~料金と通信量のバランス

安ければよいというわけではなく…

防犯用に導入されるネットワークカメラは、一般家庭の子供や高齢者、ペットの見守りなど幅広い用途で利用する機会が増えています。そのため利用者も幅広くなり、それぞれ導入と運用にどの程度のコストをかけることができるかに格差が生じる傾向が見られます。ある程度の規模の企業なら少なくないコストをかけても導入することができますが、中小規模の企業や一般家庭なら月額料金などのコストの負担は大きなネックになるものです。

そんなネットワークカメラの導入コスト・料金における重要な鍵となるのが、simカード選びです。ネットワーク回線を活用したリモートアクセスによる遠隔操作や自動制御こそネットワークカメラの最大の特徴ですから、それを低コストでどれだけ導入・活用することができるかが最大のポイントとなるわけです。そのリモートアクセス環境におけるコストを左右するのが、通信プランと使用するsimカードです。

ネットワークカメラをはじめとしたIoT向けのsimカードとプランを提供している会社も増えており、それぞれが独自の料金プランを用意しています。そんな料金を決める重要な基準となるのが通信量です。

ネットワークカメラの場合、映像を記録し、アップデートすることで遠隔操作や自動制御を行う形になります。見たい時にカメラの映像をしっかりチェックできるようでなくてはならないわけです。そうなるとカメラを使用する時間や動画の解像度などによって通信量に違いが出てくるうえ、それがsimカードと通信プランの料金に影響を及ぼすようになるのです。

簡単に言えば、料金と通信量のバランスがとれたsimカード&プランを選ぶことが重要になるわけです。そのためにもネットワークカメラ、あるいはIoT環境全体でどの程度の通信量を使うことになるのか、できるだけ正確に把握したうえでsimカードとプランを選んでいくことが求められます。