iotとm2mの導入に役立つSIMカードの料金の相場は?

専用のSIMカードを導入するという選択肢

iot(internet of things)やm2m(machine to machine)を導入する上で重要なポイントとなるのが、SIMカードの選択です。とくにiotの場合は、外出先・屋外からインターネットを利用できる環境がなくてはほとんど機能しないといってもよいでしょう。外出先で防犯カメラを遠隔操作するためには、ネット回線がなくても機能しませんし、遠隔操作や自動制御ができなければ装置と装置の間でデータのやりとりを行うm2mのメリットも十分に活かせなくなってしまいます。

外出先・屋外でもインターネットを利用できる環境と言えば、スマホやポケットWi-Fiなどがまず連想されますし、SIMフリーのスマホなども登場して以前よりもiot,m2mを活用しやすい環境になっているのも事実です。しかしスマホの場合、プランにもよりますが月額料金が6000~7000円は必要になるというコストの問題があります。一方、料金が安い格安スマホでは通信回線がやや不安定など、利用環境の問題点があります。

そんな時に役立つのがiot専用の上りsimカードです。この専用SIMカードをキャリアに挿入して使えば、外出先や屋外から遠隔操作や装置のチェックができるうえに、スマホ向けのSIMカードに比べて格段に安い料金で利用できます。

相場はどの程度?

通信業界はスマホ・携帯電話の通信料金以外では競争が激しいため、具体的な料金は市場の状況によって変化します。全体的な相場として月額料金で500円以下で利用できるものも多く、なかには100円前後のプランもあります。スマホのSIMカードを利用するために必要となる料金に比べていかに安いかが伺えます。コストの壁でiot,m2mの導入がうまく進んでいない企業にとっても、非常に魅力的な選択肢となるでしょう。

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カテゴリー: sim