複数の固定ip取得で発生する「ipアドレス登録料」
インターネット回線を導入する際の料金は、どのような環境で接続するかで違いが出てきます。特にビジネスのために固定ipを割り当てて利用する場合には、利用環境によって料金面のコストに大きな差が出てくるので注意したいところです。
ocnでは固定ipで接続する法人向けサービス「OCN 光フレッツIPoE」や「ocnモバイルforbusiness」といったサービスを用意しています。これらのサービスでは、ipアドレスをひとつだけ取得するプランと、複数取得できるプランがあります。そこで、「ipアドレス登録料」という初期費用が発生するかどうかという大きな差が出てくるのです。
ocnサービスでの料金例
このocnのサービスではインターネット回線に接続する段階でipアドレスがひとつ割り当てられる形になっているため、ひとつだけ取得する場合にはipアドレス登録料金が発生しないのですが、複数取得する場合にはipアドレス登録料が5500円発生します。
ネットワーク工事費用が3000円で、ひとつならこれだけしか初期費用がかからないことを考えると、複数取得する場合には倍以上の料金がかかることになります。ですから、ipアドレス登録料を支払うだけの価値があるかどうか、よく考えて判断するようにしましょう。
もうひとつ、複数の固定ipを取得したうえでドメイン代行申請をしたい場合には「ドメイン登録料」も発生します。あくまでもドメイン取得をするときだけに発生する料金ですが、4500円～5900円かかります。こちらもocnの固定ipアドレス取得の初期費用のひとつとして踏まえておきましょう。